合同作品展に行ってきました
先日横浜駅の近くにあるかながわ県民活動サポートセンターで「精神科デイケア合同作品展」が行われました。以前一度見学したことはあったのですが、その頃はまだ、ここのデイケアが立ち上がったばかりでメンバーの数も作品の数も少なく、参加することが出来ませんでした。今年はやっと出品することが出来、日頃の活動の成果を発表することが出来ました。今回はその作品の一部を紹介したいと思います。
<共同作品:星月夜>

この作品は今回の出品作品の中でも最も大きく90cm×120cmもあります。ゴッホの有名な絵画である「星月夜」をモチーフとした貼り絵で、その独特なタッチをシュレッダで細長く裁断した色画用紙を使って表現しました。週に1回時間を決めてコツコツと作り続け、約5ヶ月で完成しました。ちなみに合同作品展が終了した現在も当院のデイケアに続く階段のところに黄金の額と共に飾られています。
<吊りびな>
フェルトマスコットで作った吊りびなです。本来は初節句の時に子供の健やかな成長を願っておひなさまの隣に下げたものだそうです。吊しびなのひとつひとつの人形にはそれぞれ意味がありいろいろな願いが込められているとのことです。
今回出品した吊りびなは伝統的な人形だけでなく、いろいろな人形が飾ってあります。はたしてどんな願いが込められているのでしょうか?
<プロミスリングなど>
合同作
品展には展示するだけでなく販売することができるブースもあり、日頃作っているプロミスリングや組みひものストラップなどの販売も行いました。アルバイトをしたことがないメンバーの中には始め少し緊張した人もいたようですが徐々に慣れてきてきちんとした接客が出来てきたようでした。
短い時間ではありましたが、とてもいい経験になりました。
金曜日はおいしい!!
金曜日は調理プログラムの日です。料理の本を見ながら、色々なお菓子やおかずなどを作っています。スタッフも初めてというものも多く、レシピをみながら結構苦労して作っているのですが、メンバーの皆さんの感想をきくと、作っているときの大変さはどこへやら、「おいしかったあ!」「すごくうまかった!」とそのおいしさの印象ばかりです。
人によっては、いろいろ好き嫌いもありますね。でも、実際作ってみると、嫌いと言っていたはずの野菜が入っているのに、「うまかった」とぺろりと食べていたり、麻婆豆腐の時は「ショウガが苦手だけどこれは大丈夫だった」というメンバーがいたり、「今まで、アップルパイは嫌いだったけど、これおいしい」と言って食べて、それから「アップルパイが食べられるようになった」というメンバーもいます。また、作ったスイートポテトを食べて、「今まで避けていて食べたこと無かったなんて、損した!」と感想を言っているメンバーも。食べず嫌いも含め、苦手なものはあっても、デイケアではチャレンジして、実はおいしい!と発見。おいしく食べられるものが増えるのは幸せなことですよね?!まあ、苦手なものも好きになるくらい、おいしく作っているということですけどね。(エッヘン)
さて、最近の一番人気は、いちごのショートケーキでした!!おいしかったぁ!!!
